ボクシング採点基準

ボクシング採点基準

●基本

・世界戦は12ラウンドで行われる。

・1ラウンドごとに優勢な方を10点とし、劣勢な方を減点する。(10POINT MUST SYSTEM)

・僅差であっても各ラウンドなるべく優劣を付ける。

●採点基準

・世界戦の採点は、大まかにいって下記の4項目で判断される。

・採点に占める割合は、下記1が最も大きく234と続く。

・基本的に1~4のいずれかの基準で差がある場合10対9とする。

1.有効なクリーンヒット

相手の急所に有効なパンチをヒットさせ、よりダメージを与えた方を優勢とする。

2.アグレッシブ(有効な攻勢)

より攻撃的である方を優勢とする。ただし単なる突進は攻勢とは認められない。

3.リングジェネラルシップ(主導権支配)

巧みな試合運びによって主導権を支配している方を優勢とする。

4.ディフェンス(防御技術)

相手の攻撃を無効にする防御に長ける方を優勢とする。

ただし攻撃と結びつかない単なる防御は評価しない。

※その他

・ノックダウン、またはそれに近い状態で優勢な場合は10対8とする。

・2度のノックダウンや一方がグロッキーでノックアウト寸前の圧倒的優勢の場合は10対7とする。